株式会社ガリレオ 機設支柱/機設支柱リフター

機設支柱とは…

重量鳶25年のキャリアを持った開発陣が、細部にまでこだわり設計した独創的なアイテム

機設支柱は、 重量物搬入業、プラント配管業、重電業や設備業(衛生、空調、電気)の皆様に最適なアイテム。

機設支柱が目指したのは、安全性と経済性、です。

現場ごとの変化に「素早く適合」し、「安心感ある仮設構造物」とすることに集中して設計開発を行い生まれました。

重量物搬入業、プラント配管業、重電業や設備業を担う皆様は、常に独創的な施工アイデアを生み出す頭脳集団企業と思います。皆様の日々のインテリジェンスな業務に、より一層の「安全性」と「経済性」をプラスできる製品として、この度、機設支柱と機設支柱リフターを誕生させました。この機会にぜひ機材導入、機材レンタルをご検討くださいませ。

株式会社ガリレオ 機設支柱/機設支柱リフター

成立ストーリー1

当時弊社では人員の数ばかりを気にして人財(人材)に目が行き届いていませんでした。

機設支柱の開発は、株式会社ガリレオの前身である有限会社宮城運輸機工、に遡ります。機設支柱システムは、当時の重量物搬出入業務の実際の工程を、より安全に、より簡単に、より効率的に、より便利でそしてより自由に、を実現させるために生まれました。特に、高い安全性と優れた経済性の実現のための設計にはこだわりました。自社で使用するための機材であり、自分達の仕事をより良くするための新製品ですから、その開発は真剣です。機設支柱誕生の礎は、前身時代である宮城運輸機工の代表者時代の苦い思い/それが実は出発点だった、と機設支柱の開発陣は語ります。

当時、つねづね重量物を取り扱うプロ人材の不足に頭を悩めていました。重量物搬出入ニーズは増える一方で、がしかしそれに携わる人員は年々減る一方でした。大きな仕事を依頼されても、工員の不足で現場が立ちゆかない日々…社会が必要とする業務を遂行できない、とても苦しい日々だったそうです。

人さえ入ってきてくれれば、とただ単純にそう思い込んでいた、と当時を振り返ります。気が付けば、宮城運輸機工の設立から10年余り、求人広告、ハローワーク、縁故やスカウト、あるゆる手立てで人数確保だけに躍起になっていた、と当時を思い返します。

いつの間にか追いかけてばかり、になっていました。そして、人材が集まることが唯一の解決策である、と考えが凝り固まっていたそうです。しかし、建設業界はいつも人材不足の1位・2位を争っている業界です。そんな業界に、今すぐ必要な人材を十分な人数呼び寄せることは、現実的には難しいことでした。

他方、人材の増減を軸に事業の組立を行っているゆえ、無意識に事業の成長戦略を控えめに設定してしまっていました。そもそも、重量物を取り扱うことができる技術者は、代わりがすぐに見つかるような人材ではありません。そのような稀有な頭脳企業を必要とする市場のニーズ/需要は引き続き高止まりしているのが現状ではないでしょうか。逆に言うと、人手不足が解消できれば、この業界にはまだまだ大きな成長性があると思います。人員の人数を単純に増やす施策とは180度転換した新しいアプローチ、人手不足を解決するためのソリューション。これが、機設支柱システムの開発の原点です。

機設支柱システムで、人員や資材を省力化するアプローチ。

過去事例への対応 2つの大きな変化が大きな効果へ

仮設の“仮”を極力排除 → 施工人員20%削減も可能に

施工の規格統一化 → 保管と運搬の労力20%削減も

機設支柱システムは、省力化の難しいとされる建設業に、これまでにない新しい世界観をご提供します。いわば、コロンブスの卵的な逆転の発想で、経済性を向上させる以下のような効果を提供します。

2つの効果まとめ

1 仮設の“仮”をできる限り排除することで、6人〜7人作業が普通であった現場で、少数精鋭化した4人(少人数化)で作業を可能にします。
2 機設支柱システムは全パーツ規格を統一し幾何学的。抜群の収納効率で業務効率向上が見込まれます。
3 人員20%とスペース20%の各削減は、トラック1台で出かけられる施工を増やします。結果、空いた2台目のトラックは違う現場に向かうことも可能になり、受注増へ繋がります。
4 機設支柱の導入で、社員数規模と売上はそのままに、施工経費/施工原価10〜15%の削減(当社実績)も可能に。結果、施工効率は向上します。御社の稼ぐ力と技術力は、さらなる高みへ到達します。

工数比較表(参考)(機設支柱と、一般的な四角支柱)

場内養生敷設:青ベニ3枚重ね/幅2m×延長50m
やぐら組立:四角支柱ほか方法としての既成門型条件合わず使用不可(条件:ビーム長4.5m、高さ4.8m)
やぐら組立用仮設足場組立:四角支柱の場合(1)柱(2)桁(3)ビーム(4)ウィンチ組込のため仮設足場必要。機設支柱は床面で1〜4を完了させるため、仮設足場不要
パラペット乗り越えスロープ組立:みこし組立材料が無い場合は、スロープを作成する方が無難。機設支柱は構造体が自由に組み立てられるため、段超えはスロープ組立より簡単にみこしを作成できる
場内片付:機設支柱は積重ね要領に優れているため、簡単にまとめて運搬可能

株式会社ガリレオ 機設支柱/機設支柱リフター

成立ストーリー2

かつて弊社では、人材育成を2分野に分ける必要に気づいていませんでした。

機設支柱は、効率的な仮設機材です。同時にそして、もう1つ重要な役割を担って開発されました。その役割とは、人材育成の役割です。機設支柱 システムの誕生以前に、ガリレオ前身の有限会社宮城運輸機工で発生した事例から、その役割をご案内します。

過去、スタッフの育成に課題があり、異なる現場にスタッフを配置することが困難な時期がありました。スタッフの配置による作業現場の効率が向上せず、行き詰まりが生じていました。もしくは作業現場のスケジュールが重なり、安全上の理由から班を分割できない状況も多く見られた、とのことです。

この問題を解決する鍵は、人材育成を「2つの分野」に分けて行う、という試みにあった、そうです。

「2つの分野」とは、『は機材をどう使いますか?』『そしてその機材を、どう使わせますか?』というような分野でしょうか。

チェーンブロックの使用で喩えてご説明します。チェーンブロックの「機材はどう使用したら良いのでしょうか?と」という分野が1つ。チェーンブロックを「何処にどのような物(主に仮設材)に取り付けて使ったら良いのでしょうか」という分野がもう1つ。この2つの教育分野があるように思われます。

ガリレオ前身の社の時代、これらの異なる分野を混同していた向きがあると、代表者は当時を顧みます。2つの分野をわけることなくスタッフの教育を一括して行ってしまっており、混乱する教育は、スタッフの理解を妨げ、能力の発揮を阻害している面が徐々に明らかになっていったそうです。

では、なぜこのような分野の違いを明確にできなかったのでしょう?、その原因を考えてみたそうです。

「機材の使用分野」はマニュアルが整備されている場合がほとんどです。一方で「仮設材の使用分野」は、他業種からの流用品が多い上、その流用品を各職人の経験を中心にした、いわば長年の経験と勘、を中心にした使用と運用で用いられていた、そうです。そうなると、教育する側ですら使用方法や目的が明確でなかった場合が少なからずあった、と振り返ります。そのような状況下では、スタッフに正しい教育を行うことは容易ではなかったと想像できます。

ガリレオ前身の社でも「見て覚えなさい」的な説明にとどまる状況で、それは教育とは言えない状況でした。 結果、仮設材の構築分野に長けたスタッフが全く育たなかった、と当時を振り返り、後悔の念を持つそうです。

そして悩んだ末、ようやく2つの要素分野に分けて教育を行うことの重要性にたどり着いた、とのことでした。

仮設方法未確定と暫定的ではあったものの、機材を使うに長けたスタッフと、仮設構造を構築するに長けたスタッフとにわけた、とのことです。そして、それぞれに最適な教育を受けてもらい社員教育の抜本的な改善を図ったそうです。やがてその教育の改革は効果を発揮し、結果として強いチームづくりに大きな貢献になった、と当時を語っています。

鍵となる仮設構造物の「構築方法の安定性」が課題となり最終的に、この取り組みが後の機設支柱の開発に繋がる原点となりました。

つまり機設支柱なら、マニュアルが整った「機材」を扱うような容易さで、仮設材の構築ができるレベルの人材育成や技術の継承を可能にします。機設支柱の便利さに加えて、 人材育成に役立つという大きなメリットを提供できると考えます。

人材育成で人員の能力を劇的に向上させ、人工不足を解消へ。

強固な技術者チームの構築に合理的人材育成が貢献

合理的な人材育成の形成で、組織力が格段に向上!

見て覚えましょう、では現代ノウハウの継承困難

構造支柱システムは、レゴブロックで遊んだ子供時代と同じように、自由な発想に基づいて確実で安全な仮設構造を構築することができます。

専用設計による柔軟性は、現場の変化に迅速に対応し、皆様のアイデアの実現を妨げません。

「確立した方法」で表現するアイデアは、学習者にも感銘を与え、これまで成長しづらかった分野の成長スピードが加速します。

結果として、全体的に強固なチームが誕生します。

以外にも、宮城運輸機工は分担を極めることが少数精鋭化につながりました。

機設支柱が選ばれる理由

導入法人様ご紹介「飛信工業株式会社」様

新潟県
電話0255307947
〒942-0242 新潟県上越市石川76番地2

2017年1月、長年の経験を活かし、新潟県上越市で重量鳶を主とした会社として設立。 重量鳶の仕事は、お客様の大切な品物を計画に基づいて正確に搬入・据付をする仕事です。 複雑な機械設備を取り扱うため、知識や経験・高い技術が求められます。 工場や施設に搬入した設備は、長年の間正常に稼働しなければならない極めて重要な設備となります。 私たちの仕事は、“お客様の未来のため”責任のある仕事です。 様々なお客様のニーズに応えるべく、多様化・複雑化する各種産業設備に対応する技術の向上に努め、安心・信頼される精度の高いサービスを提供する会社を目指しています。

開発者の想い

重量鳶キャリア25年の兄弟が、理想を追い求めて機設支柱システム創り上げました。

重量物搬出入業の世界、プラント業の世界、重電業の世界は、現地状況が多様なうえ予行演習が許されない特殊な境遇です。 

さらに現地環境づくりのうえでも、他業種からの拝借機材を流用せざるを得ない状況は、必要以上に機材が重かったり、剛結合が難しかったりと、現役時代は何をするにも神経を使い、頭を悩ますものであったと記憶しています。

我々の時代と違い、現在は人手不足の時代であるゆえ、人員配置など新たな問題が生じているかと思います。

社会を支えてくれている現役の皆様の思い煩いを少しでも減らせればと、余計な神経を使わず本来の役に全力で向かってもらえればと、一つ一つ機設支柱の設計を行いました。

共に今の時代を駆け抜けられず残念ですが、現役の皆様を、陰ながら少しでも支えて行ければと、それが我々の所望です。

それではどうぞご安全に!

レンタル開始

このたび、ユーザー様のご要望にお答えし、レンタル(有償)を開始しました。ご導入前にじっくり時間をかけて効果をご体感いただけます。

最後に…

最後まで御覧いただきありがとうございます。

最近、機設支柱に関する情報を共有し、複数の企業と交流する機会を得ました。

中でも印象に残ったのは、若手リーダーとの情報交換で、「使う予定はないけれど、つい機設支柱を現場に持っていってしまう」という言葉でした。

機設支柱は経済性の向上と共に、これまで煩わしいとされていた部分を簡単に解決へと導く機材です。そうして、皆様のスキルに余剰と余裕が生まれることで、皆様がより大きな課題、より困難な施工を次々クリアされていかれると確信しております。

この機会に、レンタルなど手軽な製品もご用意しましたので、安全性と経済性を兼ね備えた「不意の用心棒」として、ぜひご体験ください。

機設支柱導入企業様/詳しい製品紹介

ガリレオYoutube公式

株式会社ガリレオ公式【機設支柱レンタル開始】

機設支柱 製品詳細

機設支柱 株式会社ガリレオ

飛信工業株式会社

飛信工業株式会社

正都興業株式会社

正都興業株式会社

※機設支柱導入企業様が提供する各種業務は、株式会社ガリレオが直接または代理でお取り扱いするサービスではございません。詳しいサービスのご提供やご契約内容については、各法人様と個別にお打ち合わせくださいますよう宜しくお願い致します。